想像してごらん
世界は想いの力で イマジンでできているって
思想も宗教も 発明も芸術も 物理法則だって
世界と人々のイマジンが つくりだしたものなんだ
想像してごらん 難しいことじゃない
この世界は この世界に存在する 万物のイマジンが
調和を保って存在している 奇跡の芸術作品なんだ
君はそれに気がついた そして開眼した
強い想いで 奇跡を起こす新技法(アルスノヴァ)に
僕らはイマジンの
無限の力を知っている
でもこの新技法は 諸刃の剣
想像してごらん
一人の強すぎる 想いこみやエゴが暴走して
ひとつの想いで 世界が改変されてしまったらって
この世界はイマジンの調和でできた 奇跡の芸術作品
調和が崩れたら どうなってしまうのか
アルスノヴァは
世界を壊すためにあるんじゃない
世界中の想いを調和させ より良い方へと導くためにある
僕はそう信じている
夢想家だって笑われるけどね
想像してごらん
イマジンに限界はないって
”始まりのイマジナント”ジョン
転調(モジュレーション)
想像してごらん。 ある朝起きたら、世界が改変されていたらって。
恐竜が闊歩する世界になっているかもしれない。
魔法が科学にとって変わっているかもしれない。
誰かが、世界征服をしているかもしれない。
そして君以外、誰も改変にづいていない。
これが“転調(モジュレーション)”。
世界が改変される現象だ。
転調は、世界のバランスを崩す危険な現象だ。
放置すれば、世界が崩壊してしまうかもしれない。
この転調された世界に気付き
元の世界にもどせる可能性をもつのは……。
君や僕のようなイマジナント(想造する者)だけだ。
イマジナント(想造する者)
イマジナントは、特別な存在だ。
この世界を構成しているイマジン(想いの力)を
自在に操る新技法(アルスノヴァ)に開眼し、
物理法則を超越した力をふるうことができる。
弾丸より早く走ることだって、
高いビルをひとっ飛びすることだって、
現代科学を超えた発明をすることだって、
芸術で奇跡をおこすことだって、思いのまま。
でも、イマジナントの力がひとたび
暴走したとき、世界に危機が訪れる。
暴走したイマジナントは自らの
想い描く世界に、世界を改変しようとする。
それが、転調(モジュレーション)だ。
聖体(ホスト)と調律者(チューナー)
転調を引き起こしたイマジナントは
聖体(ホスト)と呼ばれ、世界の中心に君臨する。
彼は改変された世界の創造主だ。
その力はまさに、神の如し。
転調された世界のあらゆる法則は、彼に味方するだろう。
この力の前には、強力なイマジナントでも、対抗できない。
そう……ただのイマジナントなら、ね。
だけど、調律者(チューナー)。
そう呼ばれるイマジナントならば、話は別だ。
彼らは聖体が転調を引きおこすと同時に、世界によって選ばれる。
彼らには聖体を倒す力と、世界を元に戻す……調律する力が与えられるんだ。
そろそろ察しがついたんじゃないかな?
そう。君こそがその、調律者なんだ。
そして、感じているはずだ。
世界の何かが改変された、この気配を。
この世界の命運は、君にかかっている。
なぁに。大丈夫。君なら、必ずやれるさ。
想像してごらん。
イマジンに限界はないって。
状況は人それぞれだけどね。