ルールブック
ワールドセクション:アニメ
ワールドセクション:神話
[余暇]は現在のシナリオから次のシナリオに入るまでの間に発生する。[余暇]の処理はプレイの形態によってタイミングが変化することがある。
単独のシナリオを遊ぶ場合は、次に同じPCで遊ぶ予定が決まっていないことが多い。必ずシナリオの終了時に[余暇]を1回処理すること。
連続したシナリオを遊ぶ場合は、次に同じPCで遊ぶ予定(遊ぼうという意思)が明確であることが多い。基本的にはシナリオの終了時に[余暇]を1回処理するが、時間に余裕がなければ次回のシナリオの前に処理を行なってもよい。
PCは[余暇]1回につき、次の処理を順番にそれぞれ1回ずつ行なう。
「余暇イベント表/平穏」または「余暇イベント表/劇的」のうちどちらかをROCし、その効果を適用する。
GMが望むならば、プレイヤーが「余暇イベント表」を振る代わりに、GMがキャラクターに合わせて表の任意の項目を選択して適用させてもよい。
[イデア]を使用して、キャラクターを成長させることができる。
詳細は「キャラクターの成長」を参照すること。
キャラクターは[余暇]の時点で取得している所持品を売却することができる。
また、所持品に設定されている価格の合計が【社会値】と同値になるまで、所持品を何個でも取得することができる。GMが望めば、[余暇]を過ごす場所によって所持品の取得を制限してもよい。
シナリオ中のイベントに取得した所持品は、その価格を含めてすべての所持品の価格の合計と【社会値】を同値にできれば維持できる。そうでなければ、この時点でその所持品は消去される。
キャラクターは、シナリオにおいて[虚構侵蝕]に触れることでより強力な存在となる。それは、シナリオの終了ごとに得られる[イデア]によって表現される。
キャラクターは[未使用のイデア]を使用して、さまざまな成長を行なうことができる。キャラクターの成長は前述通り、[余暇]で行なうことができる。
PCは、[イデア]を使用して、「能力値の成長」「技能の取得」「フィクションパワーの取得」を行なえる。
[イデア]を使用して【身体】【感覚】【精神】【知性】を増加させることができる。
能力値を1点成長させるために必要な[イデア]は1点である。ただし、能力値の成長に使用できる点数は、[余暇]1回につき2点までとなる。
[イデア]を使用して新たに技能を取得できる。
基礎技能を1種類取得するために必要な[イデア]は2点、専門技能を1種類取得するために必要な[イデア]は1点である。ただし、新たな技能の取得に使用できる点数は、[余暇]1回につき3点までとなる。
[イデア]を使用して新たなフィクションパワーを取得できる。フィクションパワーを1種類取得するために必要な[イデア]はフィクションパワーのデータに書かれている「イデア」の値となる。ただし、新たなフィクションパワーを取得できる数は、[余暇]1回につき1種類までとなる。
余暇イベント表/平穏(1D10/ROC) | |
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出目 | イベント |
1 | 穏やかな日々が続く。こんな何でもない日常のありがたみが、今なら分かる気がする。 効果:しがらみ「常識」を取得する。 |
2 | 虚構侵蝕を経験したことで、今まで気づいていなかった才能に目覚めた気がする。 効果:今回の[余暇]で行なう「能力値の成長」では、使用できる[イデア]は(2点ではなく)4点となる。 |
3 | 虚構侵蝕を経験したことで、今までは気にかけていなかった周囲との繋がりを自覚した。 効果:しがらみ「義理」を取得する。 |
4 | 次に来る虚構侵蝕に備えて、自身の技術をもっと磨かなければと決意した。 効果:今回の[余暇]で行なう「技能の取得」では、使用できる[イデア]は(3点ではなく)6点となる。 |
5 | 虚構侵蝕を経験したことで、学業や仕事に関する新たな目標ができた。 効果:しがらみ「職務」を取得する。 |
6 | 虚構侵蝕に対して思いを馳せる日々を過ごした。 効果:現在のスタンスを、任意のスタンスに変更してもよい。 |
7 | 虚構侵蝕を経験したことで自身に何らかの変化があったのか、周囲の視線を感じるようになった。 効果:しがらみ「抑圧」を取得する。 |
8 | 日常にちょっとした変化が生まれる。本質的に、人生は移ろいゆくものなのかもしれない。 効果:取得しているしがらみをひとつ選択して消去し、新たに任意のしがらみをひとつ取得する。 |
9 | 虚構侵蝕を経験したことで、これまで培ってきた価値観や常識がちょっとしたことで崩れてしまうことを知った。 効果:しがらみ「道徳」を取得する。 |
10 | 虚構侵蝕を経験したことで、虚構世界における自身のさらなる可能性を感じた。 効果:今回の[余暇]で行なう「フィクションパワーの取得」では、2種類までフィクションパワーを取得できる。 |
選択 | GMと相談してイベントの内容を決定すること。 |
余暇イベント表/劇的(1D10/ROC) | |
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出目 | イベント |
1 | 思いがけず、これからの人生を揺るがすほどの新たな過去が明らかになった。 効果:しがらみ「過去」を取得する。 |
2 | 事件や災害に巻き込まれたが、なんとか生き残った! その過酷な経験の中で自身の能力が開花した気がする。 効果:今回の[余暇]で行なう「能力値の成長」では、使用できる[イデア]は(2点ではなく)4点となる。 |
3 | 新しい家族ができた! これからの生活は一変するが、楽しい日々が待っているだろう。 効果:しがらみ「家族」を取得する。 |
4 | 虚構侵蝕での経験が忘れられず、日常から離れて自分探しの旅に出た。 効果:今回の[余暇]で行なう「技能の取得」では、使用できる[イデア]は(3点ではなく)6点となる。 |
5 | 仕事やコミュニティの中で劇的な成果を上げ、一目置かれる存在となった。 効果:しがらみ「保身」を取得する。 |
6 | 虚構侵蝕を経験したことで、虚構侵蝕に対する印象が劇的に変化した。 効果:「スタンス決定表」を振り、スタンスを変更する。このとき、任意の項目を選択(ROC)できない。 |
7 | 新たな出会いがあった! “現実”が危ういものだと識った今、想い人を誰よりも大切にしなければと思った。 効果:しがらみ「恋愛」を取得する。 |
8 | 日常に劇的な変化が生まれる。心機一転、人生を見つめ直して出直すときが来たのかもしれない。 効果:取得しているしがらみをすべて消去し、新たに任意のしがらみを消去した数だけ取得する。 |
9 | 嵌められた! この謂れのない汚名をそそぐまで、絶対に諦めないと誓った。 効果:しがらみ「瑕疵」を取得する。 |
10 | 虚構侵蝕を経験したことによるショックなのか、記憶の一部が欠落してしまった。 効果:取得済みの技能およびフィクションパワーを任意の数だけ未取得にし、使用していたイデアを未使用にする。 |
選択 | GMと相談してイベントの内容を決定すること。 |